じ‐しゃく【磁石】
1 鉄を引きつける磁力をもつ物体または装置。永久磁石・電磁石など。 2 地磁気を感じて南北を指す性質を利用した方位測定具。磁気コンパス。磁気羅針盤。 3 天然に産する磁力をもつ鉱石。主に磁鉄鉱。...
じしゃく【磁石】
狂言。遠江(とおとうみ)の某が、大津松本の市で人買いにだまされそうになって逃げるが、人買いが太刀を抜いて追いかけてくるので、自分は磁石の精だと名のって太刀を取り上げる。
じ‐せき【磁石】
⇒じしゃく(磁石)
じしゃく‐こう【磁石鋼】
永久磁石に用いられる特殊鋼。KS鋼・新KS鋼・MK鋼など。スピーカー・電気計器・継電器・発電機などに広く使われる。マグネット鋼。磁石合金。
じしゃく‐ごうきん【磁石合金】
⇒磁石鋼
磁石(じしゃく)に針(はり)
くっつきやすいことのたとえ。多く、男女の仲にいう。
じしゃく‐ばん【磁石盤】
円盤に方位の目盛りをし、中央に南北を指す磁針をとりつけたもの。