出典:gooニュース
社説:京都府予算案 持続的な財政へ精査を
京都府が2025年度当初予算案を発表した。 来年4月が任期満了の西脇隆俊知事にとって2期目の総仕上げとなる予算だ。厳しさを増す財政のやり繰りに追われつつ、健康や子育て、災害対策などで何とか独自色をにじませた。 一般会計は前年度比3・5%増の1兆298億円。新型コロナウイルス禍の対策費が膨らんだ21~23年度を除き、過去最大となる。 それでも
社説:備蓄米の放出 広い視野で戦略が要る
米価の高騰が家計を直撃する中、政府は備蓄米の運用の見直しへ動き出した。 農林水産省は備蓄米放出に向けた新制度を発表した。著しい不作に限っていた方針を転換し、「円滑な流通に支障が生じる場合」にも放出を認めるとした。1年以内に同量を買い戻すことを条件に、全国農業協同組合連合会(JA全農)などの集荷業者に売り渡す。 投機目的などで在庫を抱え込む業者らに、市場放出
[社説]PFAS汚染源は基地 立ち入り調査は必須だ
米軍普天間飛行場周辺で高濃度の有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が相次いで検出されている問題で、県の専門家会議は「基地が汚染源だ」と結論付けた。 自然界ではほぼ分解されず体内に蓄積されることから「永遠の化学物質」と呼ばれ、発がん性などが指摘される化合物だ。 何より優先されなければならないのは住民の健康である。実態解明のため、県が求める立ち入り調査を直ちに実施
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