うば【姥/媼/祖母】
1 年とった女。おうな。老女。老婆。 2 能面の一。老女の顔を表したもの。脇能の尉(じょう)のツレ面としての用法が古く、檜垣(ひがき)・卒都婆(そとば)小町などのシテ、高砂・淡路などのツレに用い...
おお‐ば【祖母】
《「おおはは(大母)」の音変化》父母の母。そぼ。⇔祖父(おおじ)。「犬江親兵衛が—、妙真もをるなれば」〈読・八犬伝・九〉
お‐ば【祖母】
《「おおば」の音変化》父母の母。そぼ。⇔祖父(おじ)。「かの御—北の方」〈源・桐壺〉
おばこ‐むすび【祖母子結び/姨子結び】
江戸末期の女性の髪形の一。髪を束ねて左右に小さい輪を作り、横に笄(こうがい)を挿して、中央を余った髪で巻いたもの。喪中の髪形とされ、のち、多く町家の主婦が結った。おばこ。
そ‐ぼ【祖母】
父母の母親。おばあさん。⇔祖父。
そぼかたむき‐こくていこうえん【祖母傾国定公園】
大分・宮崎県境の祖母山・傾山を中心とする山岳国定公園。高千穂峡・行縢(むかばき)山・矢筈(やはず)岳などがある。
そぼ‐さん【祖母山】
大分・宮崎県境西部にある山。九州山地の主峰をなし、標高1756メートル。名は、神武天皇の祖母、豊玉姫をまつることに由来。
ばあ‐さん【祖母さん/婆さん】
1 (祖母さん)祖母(そぼ)を親しんでいう語。 2 (婆さん)老年の女性を親しんでいう語。
ばあ‐ちゃん【祖母ちゃん/婆ちゃん】
1 (祖母ちゃん)幼児などが、祖母を親しんで呼ぶ語。 2 (婆ちゃん)年寄りの女性を親しんで呼ぶ語。
ばあちゃん‐こ【祖母ちゃん子】
家族のなかで、特に祖母のことが好きな子。または、特に祖母にかわいがられている子。おばあちゃん子。