アイミリイキ‐バイ【Aimeliik Bai】
パラオのバベルダオブ島南西部、アイミリイキ州にある建物。バイとよばれる伝統的な工法によって建てられたもので、急勾配の三角屋根をもち、外壁に人や魚をかたどった装飾が施されている。周囲には祭祀(さい...
あがた‐ぬし【県主】
大化の改新以前、県を統治した首長。朝廷直轄地の長とも、国造(くにのみやつこ)の支配下ともいう。祭祀もつかさどった。のちに姓(かばね)の一つとなった。
アライ‐テ‐トンガ【Arai Te Tonga】
南太平洋、クック諸島、ラロトンガ島にある遺跡。首都アバルアの東郊に位置する。マオリの祭祀場であり、かつて首長の戴冠や神への供犠などが行われたとされる。
あら‐いみ【荒忌(み)/散斎】
祭祀(さいし)の際、神事に従事する者が真忌(まい)みの前後に行う物忌み。大忌(おおみ)。さんさい。
アラフラフ‐の‐マラエ
《Marae Arahurahu》南太平洋、フランス領ポリネシア、タヒチ島にある遺跡。首都パペーテの南約25キロメートルに位置する。先住のポリネシア人による石造の祭祀場であり、現在も毎年7月にヘ...
い‐き【彝器】
古代中国、殷周時代の祭祀(さいし)用の青銅器。祖先の宗廟(そうびょう)に常に供えた、釣鐘・鼎(かなえ)など。
いち【市】
1 毎日、または一定の日に物を持ち寄り売買・交換すること。また、その場所。市場。「—が立つ」「朝顔—」 2 多くの人が集まる所。原始社会や古代社会では、歌垣(うたがき)・祭祀・会合・物品交換など...
いみ‐くら【斎蔵】
上代、朝廷の祭祀用の神具を収納した蔵。三蔵の一。
いむ‐こ【斎子/忌子】
神に奉仕する童女。大嘗会(だいじょうえ)などの祭祀(さいし)や賀茂の斎院などに奉仕する。
いんべ【斎部/忌部】
《「いみべ」の音変化》姓氏の一。大和朝廷で中臣(なかとみ)氏と並んで祭祀(さいし)をつかさどった一族。平安初期に忌部を斎部と改称。いむべ。 [補説]「斎部/忌部」姓の人物斎部広成(いんべのひろなり)