い‐ぎ【威儀】
1 いかめしく重々しい動作。立ち居振る舞いに威厳を示す作法。 2 仏語。 ㋐規律にかなった起居動作。また、その作法・規律。 ㋑袈裟(けさ)につけた平ぐけのひも。袈裟をまとうとき肩にかける。
いで‐いり【出で入り】
1 出たり入ったりすること。ではいり。「夜深きほどに、人をしづめて—などし給へば」〈源・夕顔〉 2 動作。立ち居振る舞い。「家の人の—憎げならず」〈土佐〉 3 もめごと。訴訟。でいり。「その約束...
おり‐かがみ【折り屈み】
《腰やひざを折ってかがむ意から》立ち居振る舞い。行儀作法。「三つ指づきの—が、こんな中でも打ち上がる」〈鏡花・歌行灯〉
おり‐め【折(り)目】
1 紙・衣服などを折りたたむときにできる境目の筋。「ズボンに—をつける」 2 物事のくぎり。けじめ。「生活に—をつける」 3 立ち居振る舞い。行儀作法。 4 よい折。機会。〈日葡〉
おりめ‐だか【折(り)目高】
[名・形動] 1 衣服の折り目が、くっきりと高く現れていること。また、そのさま。「同一色(おなじいろ)の無地の袴、—に穿(は)いたのが」〈鏡花・草迷宮〉 2 立ち居振る舞いのきちんとしていること...
きょく‐れい【曲礼】
立ち居振る舞いなどの細かな礼儀作法。
きょ‐し【挙止】
立ち居振る舞い。挙動。挙措(きょそ)。「—進退」
きょ‐そ【挙措】
立ち居振る舞い。挙止。「—端正」
きょ‐どう【挙動】
立ち居振る舞い。動作。「—のおかしい人物」「—不審」
ぎょう‐ぎ【行儀】
1 礼儀の面からみた立ち居振る舞い。また、その作法・規則。「—よく座る」「—が悪い」 2 しわざ。行状。「悉皆(しっかい)盗人の—か」〈浄・大経師〉 3 仏語。行事の儀式のやり方。