あおい【葵】
１ ㋐アオイ科のフヨウ属・トロロアオイ属などに含まれる植物の総称。タチアオイ・モミジアオイ・トロロアオイ・ゼニアオイ・フユアオイなど。《季 夏》 ㋑アオイ科の双子葉植物の総称。温帯から熱帯に...
あおい‐どもえ【葵巴】
紋所の名。葵（フタバアオイ）の葉3枚を巴形にかたどったもの。徳川氏の紋。三つ葉葵。
あがり‐ふじ【上がり藤】
紋所の名。二房の藤の花を、上向きに抱き合わせて輪にした形。→下がり藤
あげは‐の‐ちょう【揚羽の蝶】
紋所の名。アゲハチョウの側面を図案化したもの。
あさ‐の‐は【麻の葉】
１ 麻の葉の形に似た幾何学的文様。 ２ 麻の葉をかたどった紋所。
いおり【庵／廬／菴】
１ 草木や竹などを材料としてつくった質素な小屋。僧・隠者などが住む小さな住居や、農作業などの仮小屋。また、自分の家を謙遜していう。草庵(そうあん)。いお。くさのかりや。「—を結ぶ」 ２ 軍隊の一...
いおり‐がた【庵形】
家の屋根の形をしたもの。紋所では両側に柱をそえる。
いおり‐もっこう【庵木瓜】
紋所の名。庵形の中に木瓜を描いたもの。工藤祐経(くどうすけつね)の紋として有名。いおりにもっこう。
いかり【錨／碇】
１ 船を一定の場所に留めておくため、綱や鎖をつけて海底に沈めるおもり。石が用いられたが、現在では鉄製のものが多く、海底に食い込む爪をもつ。アンカー。 ２ 水中にあるものをひっかけてつり上げる道具...
いかり‐かたばみ【錨酢漿】
紋所の名。三つの錨をカタバミの葉のように並べたもの。かたばみいかり。みつかたばみいかり。
