いえ‐の‐こ【家の子】
1 武家社会で、主家に従属する一族および従者。 ㋐平安末期から鎌倉時代にかけて、次男以下の者や庶子などの血縁者で、名跡を継いだ惣領(そうりょう)の支配を受けた者。 ㋑(一般の)家臣・従僕。 2 ...
いっけ‐しゅう【一家衆】
浄土真宗で、本願寺法主と同じ家系の一族。のちには末寺の寺格を示すものとなり、血縁者以外も加わった。連枝。院家(いんげ)。
兎(うさぎ)死(し)すれば狐(きつね)これを悲(かな)しむ
《田芸蘅「玉芺零音」から》同類の不幸を縁者が悲しむことのたとえ。
えん‐つづき【縁続き】
1 親類関係にあること。親戚。縁者続き。「彼とは遠い—にあたる」 2 部屋などが縁側でつながっていること。
えん‐るい【縁類】
結婚や縁組みによって縁続きになった人。縁者。姻戚(いんせき)。
おうばん‐ぶるまい【椀飯振(る)舞(い)】
1 《2が原義。「大盤(おおばん)振る舞い」と当てて書くこともある》盛んなもてなし。また、金品などを気前よく人に施すこと。「祝いの客に—をする」 2 椀飯の儀礼の影響を受けた江戸時代の正月の行事...
おり・そう
[連語]《「おいりそうろう(御入り候)」の音変化》 1 「行く」「来る」の尊敬語。「汝はどこから—・さうたぞ」〈四河入海・一〇〉 2 (補助動詞)動詞・形容詞または助動詞「たい」「だ」の連用形に...
けつぞく‐けっこん【血族結婚】
血族関係にある者どうしの結婚。普通には四親等になるいとこを含む近縁者間の結婚をいう。子供に潜性の形質が発現する確率が高いとされる。血族婚。→近親婚
こうしん‐まち【庚申待】
庚申(かのえさる)の日、仏家では青面金剛(しょうめんこんごう)または帝釈天(たいしゃくてん)、神道では猿田彦神を祭り、徹夜する行事。この夜眠ると、そのすきに三尸(さんし)が体内から抜け出て、天帝...
こ‐はつ【孤発】
ときどき発生すること。散発的に発生すること。とくに医学用語として、ある患者の病気が血縁者に多発していないこと。