いのち‐とり【命取り】
1 生命、または地位・財産などを失う決定的な原因になる事柄。「—の病気」「失言が—となる」 2 相手の命を奪うほどの美女または美男をいう語。「堺町の名物—め、何の生まれ替はりてあの美しさ」〈浮・...
いま‐なりひら【今業平】
まさに今の世の在原業平(ありわらのなりひら)といえるような美男。→今小町(いまこまち)
いろ‐おとこ【色男】
1 顔だちのよい男。好男子。美男(びなん)。 2 情夫。間男(まおとこ)。いろ。「—をこしらえてお屋敷を遁げ出すのみならず」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉 3 好色な男。色事師。「—おれを見たかと供にき...
うば‐かわ【姥皮】
昔話で、身に着けると老女の姿になるという想像上の衣。脱ぐと、もとの美男か美女の姿に戻り、幸福になるとされる。
おとこ‐ぶり【男振り】
1 男としての容姿や気性。おとこっぷり。「—がいい」⇔女振り。 2 男の風采(ふうさい)がよいこと。また、その人。美男。おとこまえ。おとこっぷり。「なかなかの—だ」 3 男子としての面目。「危機...
おとこ‐まえ【男前】
1 男としての容姿。特に顔だち。「—が上がる」 2 「男振り2」に同じ。美男。「—の役者」 3 性格や態度が男らしいこと。男気があること。
オリオン【Ōrīōn】
ギリシャ神話で、美男子で巨人の猟師。女神アルテミスの怒りにふれて殺されたとも、さそりに刺されて死んだともいわれる。死後、天に昇って星座となった。 (Orion)NASA(ナサ)が開発を進めて...
かつら‐おとこ【桂男】
1 月に住むという伝説上の男。また、月の異称。かつらお。「—も、同じ心に、あはれとや見奉るらむ」〈狭衣・四〉 2 美男子。「—のぬしさんにほれたが縁かェェ」〈人・梅児誉美・三〉
こう‐ぎょく【紅玉】
1 ルビーのこと。 2 若く、肌がつやつやして血色のよいこと。また、美しい容貌のたとえ。「—の膚(はだえ)、平門第一の美男とて」〈樗牛・滝口入道〉 3 リンゴの一品種。果皮は真紅色、果肉は薄黄色...
こう‐だんし【好男子】
1 好感のもてる男子。好漢。快男子。 2 顔だちの美しい男。美男子。