えみ‐めん【咲面】
舞楽の「二の舞」で使われる、老爺の笑顔をかたどった面。→腫面(はれめん)
かさ‐じぞう【笠地蔵】
昔話の一。年の暮れに心やさしい老爺(ろうや)が雪をかぶった六地蔵に笠をかぶせてやると、夜中に六地蔵が米や金をお礼に持って来るという話。
じい【祖父/爺】
《「じじ」の音変化》 1 (祖父)父母の父。そふ。⇔祖母(ばば)。 2 (爺)男の老人。老翁(ろうおう)。老爺(ろうや)。⇔婆(ばば)。
に‐の‐まい【二の舞】
雅楽。唐楽。壱越(いちこつ)調で古楽の中曲。舞は二人。「安摩(あま)」に引き続いて、それを見ていた咲面(えみめん)の老爺と腫面(はれめん)の老婆が、安摩の舞をまねてこっけいに舞う。「安摩」の答...
ぼっ‐きょう【木強】
[名・形動]かざりけがなく一徹であること。また、そのさま。武骨。「—な老爺」
や【爺】
[音]ヤ(呉)(漢) [訓]じじ じい じじい 〈ヤ〉 1 男の年寄り。「老爺・好好爺」 2 父。「爺嬢」 〈じじい〉「狸爺(たぬきじじい)・花咲爺(はなさかじじい)」