あか‐ざけ【赤酒】
灰持酒(あくもちざけ)の一。腐敗を防ぐため、発酵後、しぼる前に灰汁(あく)を加えてつくる赤い酒。甘みが強く、祝い事の酒や屠蘇(とそ)として飲むほか、調味料にする。熊本県の特産。灰酒(あくざけ)。
いたみ【痛み/傷み】
1 病気や傷などによる肉体的な苦しみ。「腰に—が走る」「傷の—」 2 精神的な苦しみ。悩み。悲しみ。「胸の—をいやす」 3 (傷み)器物などの損傷。破損。「家の—がひどい」 4 (傷み)食物、特...
インドール【indole】
ジャスミン油・コールタール・腐敗たんぱく質・哺乳類の排泄(はいせつ)物に含まれる物質。複素環式化合物の一種。無色の小葉状結晶。糞臭(ふんしゅう)の原因であるが、希薄なときは芳香として感じられ、香...
え‐そ【壊疽】
壊死(えし)の状態から、腐敗菌感染などのためにさらに悪化したもの。脱疽(だっそ)。
かいはつ‐どくさい【開発独裁】
経済発展の途上にある国の政府が、国民の民主的な政治参加を抑制しつつ、急速な発展と近代化を目指す体制。福祉や自由の尊重などの政策は後回しにして、工業・資源開発・土木・軍事部門に経済資源を優先的に配...
ガス‐えそ【ガス壊疽】
傷口にウェルシュ菌などのガス壊疽菌が感染し、壊死に陥り、その部分が腐敗してガスを発生する状態。
キュアリング【curing】
収穫時などに傷ついたサツマイモ類や球根を、高温多湿条件下において傷口にコルク層を形成させ、腐敗を防ぐ方法。
くさ・る【腐る】
[動ラ五(四)] 1 細菌の作用で植物性・動物性のものが分解して変質する。食物などがいたむ。腐敗する。「魚が—・る」 2 からだの組織が破れ崩れる。うみただれる。「凍傷で指先が—・る」 3 木...
くさ・れる【腐れる】
[動ラ下一][文]くさ・る[ラ下二]腐敗する。腐る。「家々の前の狭い浅い溝には、—・れた水がチョロチョロと流れて」〈啄木・鳥影〉 [補説]中世ごろに、四段活用から派生し、現在では、「ふてくされる...
く‐そう【九想/九相】
仏語。人の死体がしだいに腐敗し、鳥獣に食われ、白骨となり、最後に焼かれて土に帰するまでの九段階を思い浮かべる観想。肉体に執着する心を除くために行う。