こう【膠】
[音]コウ(カウ)(漢) [訓]にかわ 1 にかわ。ゼラチン。「膠化・膠質・膠原病」 2 ねばりつく。「膠着」
こう‐か【膠化】
[名](スル)コロイド溶液(ゾル)が固体状物質(ゲル)になる現象。ゲル化。
こうが‐しゅ【膠芽腫】
神経膠腫(グリオーマ)の一種。進行が速く、脳腫瘍の中で最も悪性度が高い。中高年に多く発症する。腫瘍の増大によって頭蓋内圧が亢進(こうしん)し、早朝に強い頭痛や吐き気が起こる。腫瘍の部位によって運...
こうげん‐しつ【膠原質】
⇒コラーゲン
こうげん‐せんい【膠原線維/膠原繊維】
結合組織を構成する線維の一種。コラーゲンからなり、腱・靭帯(じんたい)・骨などに多く含まれる。煮ると膠(にかわ)状になる。コラーゲン線維。
こうげん‐びょう【膠原病】
人体の結合組織中の膠原線維(こうげんせんい)に特殊な変性の認められる一群の病気の総称。リウマチ熱・慢性関節リウマチ・全身性エリテマトーデス・全身性硬化症・皮膚筋炎・多発性動脈炎など。自己免疫が原...
こう‐ざい【膠剤】
ゼラチンに薬剤を配合したもの。
こう‐しつ【膠漆】
にかわとうるし。きわめて親しく離れがたい関係のたとえ。「—の交わり」
こう‐しつ【膠質】
コロイドのこと。⇔晶質。
こうしつ‐かがく【膠質化学】
⇒コロイド化学