いごん‐しょうしょ【遺言証書】
法律で定められた方式によって、遺言を記載した書面。自筆証書遺言・公正証書遺言・秘密証書遺言などがある。
うら‐ふみ【占文/卜書】
占い定めた事柄を記した文書。せんもん。うらのふみ。「吉平が自筆の—の裏に書かれたる御記(ぎょき)」〈徒然・一六三〉
オートグラフ【autograph】
自筆のサイン。特に、有名人の肉筆のサイン。
くぼ・める【凹める/窪める】
[動マ下一][文]くぼ・む[マ下二]周囲よりも低く落ち込ませる。へこます。「その石とうのうしろを—・めて御自筆の願書をおこめになりました」〈谷崎・盲目物語〉
こうえつ‐ぼん【光悦本】
嵯峨本(さがぼん)の異称。特にそのうち、光悦の自筆またはその書風を版下としたものをいう。
こうせいしょうしょ‐いごん【公正証書遺言】
民法で規定されている普通方式の遺言の一。遺言者に代わって公証人が作成する遺言書。遺言者が2人以上の証人の立ち会いのもとで口述した遺言内容を公証人が筆記し、各自が署名押印する。原本は公証役場に保管...
さねたかこうき【実隆公記】
三条西実隆の日記。文明6年(1474)から天文5年(1536)に至る自筆本が現存。応仁の乱後の幕府・朝廷の動向、公家の私生活などを知ることができる。
しゅ‐いん【手印】
1 手の指で印を結ぶこと。また、その指の形。仏・菩薩(ぼさつ)の悟りの内容や誓いを象徴する。契印。印。 2 手の形を押してしるしとしたもの。てがた。 3 自分でした署名または捺印(なついん)。ま...
しゅ‐さつ【手札】
1 自筆の手紙。 2 名刺。
しゅしき‐ぼん【手識本】
著者自筆の識語(しきご)が書き添えられている本。