いも‐がら【芋幹/芋茎】
サトイモの葉柄。また、それを日に干したもの。ずいき。いもじ。《季 秋》
いも‐じ【芋茎】
《古くは「いもし」》「芋幹(いもがら)」に同じ。「—、荒布(あらめ)も、歯固めもなし」〈土佐〉
ずいき【芋茎/芋苗】
《語源未詳》サトイモの葉柄。ふつう、赤茎のものを酢の物・煮物などにして食べる。干しずいきは、いもがらという。《季 秋》「—さく門賑はしや人の妻/太祇」
ずいき‐まつり【芋茎祭/瑞饋祭】
京都の北野天満宮で10月1日から4日間行われる神事。ずいきで神輿(みこし)の屋根をふき、種々の野菜で装飾したものを「ずいきみこし」といい、神体の行列のあとから担いでまわる。《季 秋》