出典:青空文庫
・・・の股立ちを高くとった若武者の旅姿で私たちには印象づけられているのだ・・・ 宮本百合子「女の行進」
・・・囲りにはまるで若武者の様な力づよさとなつかしさがみなぎり始めた。彼・・・ 宮本百合子「芽生」
・・・威を借って、血気壮な若武者達が、その数幾千万ということを知らず、入・・・ 森鴎外「鴎外漁史とは誰ぞ」
出典:gooニュース
【新春浅草歌舞伎で奮闘する7人の若武者たち】第7回=中村鶴松
以前から胸に秘めていた「時代物の立役に挑戦したい」という念願がかない、中村鶴松(29)の表情は晴れ晴れとしている。第2部「絵本太功記 尼ケ崎閑居の場」で武智光秀の息子・十次郎を演じて「こんなに気持ちのいい役はない。最初出てきて、2回目も、3回目も、自分が一番、注目されている。いつも悩みながらやるタイプですけど、久しぶりにマイナスの感情を持たずにできていますね」と心を躍らせている。
【新春浅草歌舞伎で奮闘する7人の若武者たち】第6回=尾上左近
20日に19歳の誕生日を迎える最年少の尾上左近(18)は、第1部「絵本太功記 尼ケ崎閑居の場」で戦国武将の佐藤正清、第2部「春調娘七種」で荒事の曽我五郎、同「絵本太功記」で女形の嫁初菊を演じる。「極端に違う役をいただいて、ありがたいです」。その多才さに無限の可能性を感じさせる。 笑いのセンスも発揮している。2日の開幕前に行われた鏡開きのあいさつでは、緊張
【新春浅草歌舞伎で奮闘する7人の若武者たち】第5回=市川染五郎
19歳にして重厚な義太夫狂言に挑む市川染五郎。第1部「絵本太功記 尼ケ崎閑居の場」で勇ましい武智光秀を演じ、竹藪(やぶ)から笠を上げて顔を見せると風格を感じさせる。 「登場から人としての大きさを出さないといけない。祖父(松本白鸚)に、せりふの間、せりふ回し、動きも細かく教えていただきました。線の太いどっしりとした役なので、人物として大きく見えるように心掛
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