えんめい‐じぞう【延命地蔵】
延命・利生(りしょう)を誓願する地蔵尊。新しく生まれた子を守り、その寿命を延ばすという。後世は、短命・若死にを免れるため信仰された。
ぎょく‐せつ【玉折】
玉が砕けること。転じて、才子・佳人が若死にすることのたとえ。
そう‐せい【早世】
[名](スル)早く世を去ること。早死に。若死に。夭折(ようせつ)。「—した天才詩人」
たん‐せつ【短折】
若死に。夭折(ようせつ)。
ちゅう‐よう【中夭】
1 人生の途中で死ぬこと。若死に。「南無阿弥陀仏をとなふれば…定業—のぞこりぬ」〈三帖和讃〉 2 思いがけない災難。「判官はこの—に会はせ給ひて」〈義経記・六〉
はや‐じに【早死に】
[名](スル)若くして死ぬこと。若死に。夭折(ようせつ)。「病気で—する」
よう【夭】
[音]ヨウ(エウ)(呉)(漢) 1 若く、みずみずしい。「夭桃・夭夭/桃夭」 2 若死にする。「夭逝・夭折/寿夭」
よう・する【夭する】
[動サ変][文]えう・す[サ変]年が若くて死ぬ。若死にする。「保の四女紅葉が…二十八日に—・した」〈鴎外・渋江抽斎〉
よう‐せつ【夭折】
[名](スル)年が若くて死ぬこと。若死に。早世。夭逝(ようせい)。夭死。「—した詩人」