あら‐し【嵐】
1 荒く激しく吹く風。雨・雪・雷を伴う場合にもいう。暴風。暴風雨。「花に—」 2 激しく乱すもの。また、事態や社会を揺るがす重大事。「拍手の—」「革新の—」「不況の—が吹き荒れる」 [補説]作品...
あら‐だ・つ【荒立つ】
[動タ五(四)] 1 荒々しくなる。荒れる。「波が—・つ」「気が—・つ」 2 物事がもつれて面倒になる。また、もつれた結果が表沙汰になる。「事が—・っては困る」 [動タ下二]「あらだてる」の...
あら・ぶ【荒ぶ】
[動バ上二] 1 暴れる。荒れる。「—・ぶる蝦夷(えみし)どもを言向(ことむ)け」〈記・中〉 2 気持ちが離れる。疎遠になる。「島の宮上の池なる放ち鳥—・びな行きそ君いまさずとも」〈万・一七二〉
あれ‐どめ【荒れ止め】
皮膚の荒れるのを防ぐこと。また、そのために塗る化粧品・薬品類。
あれ‐ほうだい【荒れ放題】
[名・形動]荒れるままにしてあること。また、そのさま。「—な(の)庭」「—な(の)家庭」
おお‐あれ【大荒れ】
[名・形動] 1 はなはだしく荒れはてていること。「—の家」 2 振る舞いや気持ちのあり方が、非常に荒っぽくなること。また、そのさま。「酒に酔って—に荒れる」 3 天候がひどく荒れること。暴風雨...
おお‐しけ【大時化】
暴風雨で海がひどく荒れること。また、そのために不漁になること。
おり‐し‐も【折しも】
[副]《「し」「も」はともに強めの助詞》ちょうどその時。折から。「—強風が吹き荒れる」
しけ【時化】
《動詞「しけ(時化)る」の連用形から》 1 風雨のために海が荒れること。「—で出港できない」⇔凪(なぎ)。 2 海が荒れて不漁であること。「—のため入荷が少ない」 3 興行などで客の入りが悪いこ...
し・ける【時化る】
[動カ下一][文]し・く[カ下二]《「湿気(しけ)る」と同語源。「時化」は当て字》 1 風雨が強く、海が荒れる。また、海が荒れて不漁になる。「海が—・ける」 2 金回りが悪くなる。けちけちする。...