らく‐がき【落書(き)/楽書(き)】
[名](スル)《「らくしょ(落書)」から》書くべきでないところに文字や絵などをいたずら書きすること。また、その書いたもの。「塀に—する」
らくがき‐ちょう【落書(き)帳】
文字や絵などを自由にかくための帳面。罫線がなく無地のものが多い。1枚ずつ切り離せるものが一般的で、乳幼児のお絵かきからデザイン・スケッチなど幅広く用いられる。
らく‐しょ【落書】
1 政治・社会や人物などを批判・風刺した匿名の文書。人目に触れやすい所に落として人に拾わせたり、相手の家の門・塀に貼(は)りつけたりした。中世から近世にかけて盛行。おとしぶみ。→落首 2 「らく...
らくしょろけん【落書露顕】
室町時代の歌論・連歌論書。1巻。今川了俊著。応永19年(1412)ごろ成立か。歌壇における二条派隆盛時にあって、冷泉家当主為尹(ためまさ)を擁護し、和歌・連歌の風体・作法などについて論じた書。