はす‐は【蓮葉】
[名・形動]《「はすば」とも》 1 ハスの葉。 2 女性の態度や言葉が下品で軽はずみなこと。また、そのさま。はすっぱ。「—な声をたてて笑う」 3 「蓮葉女」の略。「此家の小間使にてお種という—な...
はすは‐おんな【蓮葉女】
1 軽はずみで浮気な女性。品行のよくない女性。はすっぱ。はすは。 2 江戸時代、問屋や旅人宿に雇われて客の接待や寝所の相手をした女性。「客馳走のために—といふ者をこしらへ置きぬ」〈浮・一代女・五〉
はすは‐ごおり【蓮葉氷】
互いにぶつかりあって、外縁部がめくれあがった氷塊。ほぼ円形で直径数十センチから3メートル程度、厚さ約10センチ。名称は、ハスの葉のように見えることから。
はすは‐もの【蓮葉者】
浮気で軽はずみな人。「女子(をなご)のくせに—」〈伎・名歌徳〉
はちす‐ば【蓮葉】
ハスの葉。「—の濁りにしまぬ心もて何かは露を玉とあざむく」〈古今・夏〉