げん【衒】
［音］ゲン（呉） ［訓］てらう 見せびらかす。ひけらかす。てらう。「衒学・衒気」 ［難読］女衒(ぜげん)
てらさ◦う【衒さふ】
［連語］《動詞「て（照）らす」の未然形＋反復継続の助動詞「ふ」。上代語》自慢する。見せびらかす。「針袋帯び続けながら里ごとに—◦ひあるけど人も咎めず」〈万・四一三〇〉
ひけら‐か・す
［動サ五（四）］得意そうに見せる。見せびらかす。自慢する。「知識を—・す」
みて‐くれ【見て呉れ】
《「これを見てくれ」と見せびらかす意から》 １ みかけ。外見。外観。体裁。「—のいい家具」「—ばかりで、中身はひどい」 ２ 他人の目につくような言動・服装。「世に—をなす人、その世にはいと多かり...
みよ‐かし【見よかし】
［形動］［文］［ナリ］《「かし」は間投助詞。「みよがし」とも》これを見よと言わんばかりに得意になって見せびらかすさま。これ見よがし。「—に横文字の本を持ち歩く」
