あに‐でし【兄弟子】
自分より先に同じ師や親方についた人。同門の先輩。⇔弟弟子。
いい‐いれ【言ひ入れ】
1 意志・希望を伝えること。申し込み。「江戸よりも聞き伝へ、段々の—に、親方の相談極まり」〈根無草・後・二〉 2 結婚の申し込み。「伴之丞様へたった一言、—でつい御祝言(ごしうげん)済むこと」〈...
いち‐もん【一門】
1 同じ家系、または、同じ家族の人々。一族。一家。「藤原—」 2 仏教などで同じ宗派の人々。「天台—」 3 学問・武道・芸能などで、同じ師匠や指導者をいただく人々。「芭蕉—」 4 特に大相撲の世...
いちもん‐かい【一門会】
大相撲で、各一門に所属する部屋の親方の会。また、有名な落語家の弟子達の会。「二所ノ関—」「円楽—」
うち‐かか・る【打(ち)掛(か)る/打(ち)懸(か)る】
[動ラ五(四)] 1 武器などで相手に攻めかかる。勢いよく攻撃する。「竹刀を振り上げて—・る」 2 もたれかかる。また、かかりきりになる。「親方の商売ばかりに—・りて」〈浮・織留・六〉 [可能]...
えちご‐じし【越後獅子】
越後国西蒲原(にしかんばら)郡月潟(つきがた)村(現、新潟市)から出て諸国を回っていた一人立ちの獅子舞。獅子頭(ししがしら)をかぶった子供が、親方の笛・太鼓に合わせて曲芸をして、銭を請うた。江...
おちゃっぴい
[名・形動] 1 女の子が、おしゃべりで、出しゃばりなさま。また、そういう少女。「—な小娘」 2 《「おちゃひき」の音変化》働いても金にならず、割の合わないこと。「御褒美を貰ふ時は親方一人であた...
親方(おやかた)思(おも)いの主(しゅ)倒(たお)し
親方・主人のためを思ってしたことが、かえってよくない結果になる。「—といふやつらが、なんぞ事にして、うぬらが喰物にしようと思って」〈滑・虚誕計・後〉
親方(おやかた)日(ひ)の丸(まる)
《親方は日の丸、すなわち国の意》官庁や公営企業は、経営に破綻(はたん)をきたしても、倒産する心配がないので、厳しさに欠け、経営が安易になりやすい点を皮肉っていう語。
おやかた‐もち【親方持(ち)】
1 親方の世話を受けている身であること。また、その人。主人持ち。主(しゅう)持ち。 2 親方が使用人の費用などを受け持つこと。