あか‐ご【赤子/赤児】
1 《からだが赤みを帯びているところから》生まれて間もない子。赤ん坊。みどりご。 2 イトミミズの別名。
あかご‐づか【赤子塚】
村境にあり、中から赤子の泣き声が聞こえてくると伝えられる塚。死んでも幼児の霊は遠くに行かず、村境の道祖神の付近にとどまると信じられた。
赤子(あかご)の手(て)を捻(ひね)る
力が弱くて抵抗しない者はやすやすと扱うことができる。物事がきわめて容易にできることのたとえ。赤子の腕を捩(ねじ)る。
せき‐し【赤子】
1 あかご。ちのみご。 2 《天子を恵み深い親にたとえて、その子の意から》人民。国民。
赤子(せきし)の心(こころ)
《「孟子」離婁下の「大人(たいじん)とは其の赤子の心を失わざる者(ひと)なり」から》生まれたままの純真で、偽りのない心。あかごのような心。