しゃ‐りん【車輪】
1 車の輪。また、車。 2 俳優が舞台を一生懸命に務めること。転じて、休むことなく一生懸命に物事をすること。大車輪。「—になって、万事万端の世話を焼いた」〈芥川・枯野抄〉 3 器械体操の鉄棒や平...
しゃりん‐せき【車輪石】
古墳時代の碧玉(へきぎょく)製の腕輪形宝器。弥生時代の貝製腕輪に起源をもつ。
しゃりん‐どめ【車輪止(め)】
鉄道で、車両の逸走を防ぐためにレール上に渡して固定した車止め。
しゃりんのした【車輪の下】
《原題、(ドイツ)Unterm Rad》ヘルマン=ヘッセの小説。1906年刊。大人たちの無理解と過酷な教育制度に押しつぶされる少年ハンスの悲劇を描いた自伝的作品。
しゃりん‐ばい【車輪梅】
バラ科の常緑低木。本州南西部・九州の海岸に自生。葉は長楕円形で、枝の上部にほぼ輪状に密生する。5月ごろ、枝先に梅に似た白花が群がって咲く。実は黒紫色。樹皮から大島紬(おおしまつむぎ)の染料をとる...