あま‐の‐じゃく【天の邪鬼】
《2が原義》 1 わざと人に逆らう言動をする人。つむじまがり。ひねくれ者。 2 民間説話に出てくる悪い鬼。物まねがうまく、他人の心を探るのに長じる。あまんじゃく。 3 毘沙門天(びしゃもんてん)...
あらが・う【抗う/争う/諍う】
[動ワ五(ハ四)] 1 従わないであらそう。抵抗する。逆らう。「運命に—・う」「権勢に—・う」 2 負けずに言い返す。言いたてる。言い争う。「つひにあるべき事と思せば、ことに—・はず」〈源・夕霧...
おか・す【犯す】
[動サ五(四)] 1 法律・規則・倫理などに反した行為をする。「罪を—・す」「誤りを—・す」 2 女性に対して力ずくで肉体関係を強制する。「暴漢に—・される」 3 権威あるものに逆らう。「今はよ...
面(おもて)を冒(おか)・す
目上の人の気持ちに逆らうのを恐れずにいさめる。「—・して苦言を呈する」
かい‐れい【乖戻】
[名](スル)そむき逆らうこと。背戻(はいれい)。「男は大抵—放慢の徒で」〈荷風・つゆのあとさき〉
かりそめ‐にも【仮初めにも】
[副] 1 (あとに打消しの語を伴って)打消しの意味を強める語。決して。仮にも。「—法を犯してはならない」 2 わずかでも。いささかでも。仮にも。「—逆らう者があれば罰せられる」 3 十分でない...
ぎゃく‐ばり【逆張り】
1 取引で、人気のよいときに売り、悪いときに買うこと。⇔順張り。 2 俗に、大勢や時流に逆らう言動をすること。「—の主張」
ぎゃっ‐コース【逆コース】
1 普通と逆の道順。 2 社会の進歩、時代の流れに逆らう動き。昭和26年(1951)ごろから、復古調を皮肉って使われだした語。
こう・する【抗する】
[動サ変][文]かう・す[サ変]逆らう。張り合う。抵抗する。「圧力に—・する」「—・しがたい魅力」
さか‐ま・く【逆巻く】
[動カ五(四)]川や潮の流れに逆らうように波が巻き上がる。激しく波立つ。「—・く怒濤(どとう)」