出典:gooニュース
米との通商協議、双方の痛み回避が最優先事項=EU担当委員
Andrea Shalal[ワシントン 20日 ロイター] - 欧州連合(EU)のシェフチョビッチ委員(通商担当)は20日、トランプ米政権との通商協議における最優先事項は、米国の一方的な関税とEUの対抗措置による双方の経済的な苦痛を避けることだと強調した。前日にはワシントンでトランプ氏の通商担当高官と4時間にわたって会談した。
景気判断据え置き、海外リスクで米通商政策に言及=2月月例報告
先行きについては、トランプ政権に替わった米国の通商政策にも触れ、引き続き海外景気の下振れリスクに注意が必要とした。総括判断の表現は、昨年8月に引き上げてから変えていない。内閣府は、個人消費など内需は力強さに欠けるものの、企業の2024年10─12月期業績が好調で、設備投資が景気のけん引役になっていると説明する。
米商務長官にラトニック氏承認、通商政策主導へ
トランプ大統領は先に、ラトニック氏が通商政策を主導すると述べている。ラトニック氏は上院の指名公聴会で、米国の貿易関係に「相互主義」を取り戻すため、国ごとに一律関税を課すようトランプ氏に進言したと明らかにした。また、CHIPSプログラムについては国内半導体産業強化に向けた「素晴らしい頭金だ」とする一方、見直す必要があると述べた。
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