あど‐も・う【率ふ】
[動ハ四]かけ声をかけて引き連れる。連れて行く。「もののふの八十伴(やそとも)の男(を)を召し集へ—・ひ給ひ」〈万・四七八〉
いえのこ‐ろうどう【家の子郎等/家の子郎党】
《「いえのころうとう」とも》 1 平安末期・鎌倉時代の武家社会で、惣領のもとに武士団を構成した人々。家の子と郎党。 2 家臣の総称。 3 ある有力者の配下としてつき従う人々。子分。「—を引き連れる」
いん‐そつ【引率】
[名](スル)《古くは「いんぞつ」》率いること。引き連れること。「新入生を—する」
くわ・える【銜える/啣える/咥える】
[動ア下一][文]くは・ふ[ハ下二] 1 口に軽く挟んで支える。「楊枝(ようじ)を—・える」「物欲しそうに指を—・えている」 2 引き連れる。伴う。「君は小夜さんを何時迄も—・えている気は無いね...
ぐ‐そく【具足】
[名](スル) 1 不足なく十分に備わっていること。「円満—」「主格客格の—した本式の文句」〈柳田・国語の将来〉 2 武具。甲冑(かっちゅう)。特に、「当世(とうせい)具足」の略。 3 所有する...
しょう【将〔將〕】
[音]ショウ(シャウ)(漢) [訓]まさに はた [学習漢字]6年 1 軍を統率する長。「将棋・将軍・将校・将兵/王将・主将・智将(ちしょう)・敗将・武将・勇将」 2 軍隊の階級に用いる語。「将...
ずい‐ひょう【随兵】
《「ずいびょう」とも》 1 供として連れる兵士。随行の兵。 2 平安末期から鎌倉初期にかけて、検非違使(けびいし)に従って治安の維持に当たった騎兵。 3 中世、将軍の外出のとき、その前後を警護し...
てい【提】
[音]テイ(漢) ダイ(呉) [訓]さげる [学習漢字]5年 〈テイ〉 1 手にさげて持つ。「提琴・提携」 2 差し出す。持ち出す。「提案・提起・提供・提言・提示・提出・提唱/前提」 3 先に...
とも【供/伴】
《「共」と同語源》 1 人の後ろにつき従って行くこと。また、主人に仕え、つき従う人。従者。「—を引き連れる」→御供(おとも) 2 (ふつう「トモ」と書く)能の役柄で、ツレのうち、太刀持ち・従者な...
とも‐な・う【伴う】
《「なう」は接尾語》 [動ワ五(ハ四)] 1 ㋐一緒に行く。ついていく。「父の出張に—・って外国へ行く」 ㋑ある物事に付随して別の物事が起こる。「科学技術の進歩に—・って生活が簡略化する」「危...