アイカッパビー‐ゼータ【IκB-ζ/I kappa B-zeta】
免疫の過剰反応を引き起こす、たんぱく質の一種。平成22年(2010)、東京医科歯科大グループによりリウマチの原因物質の一つとして特定された。
アイザック‐しょうこうぐん【アイザック症候群】
《Isaacs Syndrome》末梢神経が過剰に興奮し、四肢や体幹の筋肉が持続的に痙攣する神経筋疾患。原因は解明されていない。
アザム‐きょうかい【アザム教会】
《Asamkirche》ドイツ南部、バイエルン州の都市ミュンヘンにある教会。旧市街に位置する。正式名称は聖ヨハン‐ネポームク教会。18世紀に芸術家のアザム兄弟が私財を投じて建造。過剰ともいえる装...
アニマル‐ホーダー【animal hoarder】
《hoarderは不用品をため込む人の意》自分の飼育能力を超えた数のペットを抱えている人。管理が行き届かないことにより、ペットの健康が損なわれるほか、悪臭や感染症の発生源となるなど周囲にも影響を...
アミロイドベータ‐たんぱくしつ【アミロイドベータ蛋白質/アミロイドβ蛋白質】
《amyloid beta protein》たんぱく質の一種。脳内で過剰に生産され蓄積すると、老人斑とよばれる凝集体が形成される。アルツハイマー型認知症の患者の脳に多数の老人斑がみられることから...
アルドステロン‐しょう【アルドステロン症】
アルドステロンが過剰に分泌されて高血圧やアルカローシスをきたす疾患。副腎の腫瘍(しゅよう)が原因で起こる原発性のものは、発見者の名からコン症候群ともいう。他の病気から二次的に起こる続発性のものもある。
アンカかんれん‐けっかんえん【ANCA関連血管炎】
抗好中球細胞質抗体(ANCA)によって引き起こされる血管炎の総称。過剰に活性化した好中球が全身の細い血管(細動脈・細静脈・毛細血管など)の内皮細胞を傷つけ、壊死性の血管炎を起こす。顕微鏡的多発血...
アール‐かてい【r過程】
超新星爆発における元素合成。rは「速い」(rapid)を意味し、高温・高密度の状態で、中性子捕獲が高速で生じて中性子過剰核が生成され、順次β崩壊を起こして安定核に落ち着く。鉄よりも重い重元素のう...
いでんせい‐けっかんせいふしゅ【遺伝性血管性浮腫】
遺伝子の変異により、ブラジキニンが局所的に過剰に産生され、皮膚や粘膜に浮腫ができる疾患。遺伝性血管神経性浮腫。HAE(hereditary angioedema)。→血管性浮腫
インスリノーマ【insulinoma】
膵臓(すいぞう)のランゲルハンス島にあるβ(ベータ)細胞にできる腫瘍(しゅよう)。インスリン分泌が過剰となり、低血糖を起こす。良性と悪性とがある。