いん‐ぶつ【音物/引物】
「いんもつ(音物)」に同じ。「—ヲ遣ワス」〈日葡〉
し‐そう【使僧】
使者として遣わす僧。「—に対面もなく、一言の返事にも及び給はねば」〈太平記・三六〉
つかわさ・れる【遣わされる】
[動ラ下一][文]つかはさ・る[ラ下二]《動詞「遣わす」の未然形+尊敬の助動詞「れる」から》 1 「与える」の意の尊敬語。くださる。およこしになる。「お手紙でも—・れませ」〈洒・駅路雀〉 2 (...
はな・つ【放つ】
[動タ五(四)] 1 閉じ込められたり束縛されたりしていたものを自由に動けるようにしてやる。「リスを公園に—・つ」「小鳥を籠から—・つ」 2 矢・弾丸などをうち出す。勢いをつけてある方向に飛ばす...
まけ【任】
《動詞「ま(任)く」の連用形から》任命すること。任命して差し遣わすこと。「もののふの臣(おみ)の壮士(をとこ)は大君の—のまにまに聞くといふものそ」〈万・三六九〉
まつり‐の‐つかい【祭の使ひ】
賀茂祭などに、朝廷が奉幣のために遣わす使者。「殿より—出で立ち給ふ」〈宇津保・祭の使〉
み‐さき【御先/御前】
1 貴人などの先払い。前駆。 2 神が使者として遣わす動物。カラス・キツネなど。 3 変死人の霊魂。特に、西日本地方でいう。