なす【那須】
栃木県北東部、那須郡の地名。中心の芦野はもと奥州街道の宿場町。牧牛が盛ん。北西部に那須温泉郷がある。 栃木県北部、那珂(なか)川上流地域の称。古代は那須国があった。
なす【那須】
姓氏の一。 [補説]「那須」姓の人物那須与一(なすのよいち)那須正幹(なすまさもと)
なす‐おんせんきょう【那須温泉郷】
栃木県北部、那須岳山腹の温泉群。那須湯本・高雄・弁天・大丸・北・板室・三斗小屋(さんどごや)の温泉を那須七湯、さらに新那須・八幡・旭を加えて那須十湯とよぶ。泉質は主に単純温泉・炭酸水素塩泉・硫黄...
なす‐かざんたい【那須火山帯】
北海道南西部から奥羽山脈、栃木県の那須岳を経て、長野県東部の浅間山付近まで続く火山帯。
なすからすやま【那須烏山】
栃木県中東部にある市。那珂川が南流する。中心地の烏山は中世は那須氏の、近世は烏山藩の城下町。JR烏山線で宇都宮市と結ばれる。平成17年(2005)10月に南那須町・烏山町が合併して成立。人口2...
なすからすやま‐し【那須烏山市】
⇒那須烏山
なす‐こうげん【那須高原】
栃木県北部、那須岳南東麓に広がる高原。那珂川の支流が樹枝状の浸食谷を形成する。また、土地改良による水田が一部に見られる。観光業・酪農が盛ん。那須御用邸がある。
なすしおばら【那須塩原】
栃木県北端の市。那須野ヶ原の森林が覆う。平成17年(2005)1月に黒磯市、西那須野町、塩原町が合併して成立。人口11.8万(2010)。
なすしおばら‐し【那須塩原市】
⇒那須塩原
なす‐しちとう【那須七党】
中世、下野(しもつけ)那須郡の武士を中心とする七家の連合組織。那須・蘆野・福原・千本・伊王野・大関・大田原の七氏。那須衆。