のへじ【野辺地】
青森県東部、上北郡の地名。下北半島の基部にあり、野辺地湾に面する。江戸時代は商港として栄えた。馬門(まかど)温泉がある。
のへじ‐まち【野辺地町】
⇒野辺地
のへじ‐わん【野辺地湾】
青森県東部、夏泊(なつどまり)半島と下北半島にはさまれた湾。陸奥湾東部の支湾。ホタテガイの養殖が盛ん。
の‐べ【野辺】
《古くは「のへ」》 1 野のあたり。野原。「—に咲く草花」 2 火葬場。また、埋葬地。
のべ‐おくり【野辺送り】
死者を火葬場または埋葬地まで見送ること。また、その行列や葬式。野辺の送り。野送り。
のべ‐の‐おくり【野辺の送り】
「野辺送り」に同じ。
のべ‐の‐けぶり【野辺の煙】
火葬の煙。「立ちのぼる—やなき人の行きて帰らぬ限りなるらん」〈新拾遺・哀傷〉
のべやま‐はら【野辺山原】
長野県東部、八ヶ岳東麓の高原。高原野菜を栽培。小海線の野辺山駅は標高1346メートルでJR線の最高所駅。国立天文台の宇宙電波観測所がある。野辺山高原。