あおい‐すみれ【葵菫】
スミレ科の多年草。山野や路傍の湿地に生える。葉は根生し、心臓形。早春、淡紫色の花を開く。ひなぶき。
あおり‐まど【煽り窓】
窓枠と窓の上框(うわがまち)または下框とを蝶番(ちょうつがい)でつなぎ、外側へ開くようにした窓。
あぎ‐なし【顎無】
オモダカ科の多年草。沼地に生え、高さ30〜80センチ。夏から秋に白い3弁花を開く。葉の付け根に無数の小さなむかごができる。
あ・く【明く/開く/空く】
[動カ五(四)] 1 (開く) ㋐隔て・仕切り・覆いなどが、動かされて除かれる。閉じていたものがひらく。「窓が—・く」「鍵(かぎ)が—・かない」⇔閉まる。 ㋑営業が始まる。営業が行われる。「店...
あけび‐このは【通草木の葉】
ヤガ科のガ。翅(はね)の開張約10センチ、前翅は褐色で枯れ葉に似る。翅を開くと、橙(だいだい)色の地に巴(ともえ)形の黒紋のある後ろ翅が現れる。夜、果実に集まり、汁を吸う。幼虫は芋虫で、アケビ・...
あげ‐すど【揚げ簾戸】
1 門柱に楣(まぐさ)を渡して竹製の編み戸をつり、上へ突き上げて開くようにつくった門。主に茶室の露地に中門(ちゅうもん)として用いる。 2 上へ突き上げて開くようにつくった竹製の編み戸。城門など...
あさ‐いち【朝市】
朝開く魚・野菜などの市。
あさ‐がお【朝顔】
1 ヒルガオ科の蔓性(つるせい)の一年草。茎は左巻き。葉は大きな切れ込みがある。夏の朝、らっぱ状の花を開く。種子は漢方で牽牛子(けんごし)といい、緩下剤などに用いる。東アジアの原産で、奈良時...
あさり【歯振】
のこぎりの歯の先端を、一歯ごとに左右に開くこと。また、その広がり。挽(ひ)き道の幅を広げて、のこ身の摩擦を少なくしたり、おがくずを出やすいようにしたりする。
あざみ‐げし【薊芥子】
ケシ科の一年草。高さ約70センチ。葉はアザミに似て深く切れ込み、縁のぎざぎざの先がとげになり、葉面に白い斑がある。夏、ケシに似た黄色い花を開く。メキシコの原産で、江戸時代に渡来した。観賞用。《季 夏》