ういろう‐うり【外郎売り】
外郎1を売り歩く商人。 歌舞伎十八番の一。享保3年(1718)江戸森田座の「若緑勢曽我(わかみどりいきおいそが)」で2世市川団十郎が初演。外郎売りが妙薬の由来や効能を雄弁に述べるもので、のち...
きん‐こう【金口】
1 雄弁で、りっぱな意見を言う人の口。また、りっぱな言葉。 2 器物の口の部分が金属になっているもの。 3 ⇒こんく(金口)
しし‐く【獅子吼】
[名](スル) 1 雄弁をふるうこと。意気盛んな大演説をすること。「壇上に—する」 2 仏の説法。獅子がほえて百獣を恐れさせるように、悪魔・外道(げどう)を恐れ従わせるところからいう。
舌(した)を振(ふ)る・う
1 盛んにしゃべる。雄弁を振るう。「壇上で—・って力説する」 2 「舌を振る」に同じ。「この為体(ていたらく)に—・ひ、慌しく船を返して」〈読・弓張月・後〉
そ‐ちょう【蘇張】
中国、戦国時代のすぐれた遊説家である蘇秦と張儀。転じて弁舌のすぐれた人。雄弁家。
そちょう‐の‐べん【蘇張の弁】
弁舌がすぐれて巧みなこと。雄弁。蘇張の舌。
沈黙(ちんもく)は金(きん)雄弁(ゆうべん)は銀(ぎん)
沈黙を守るほうがすぐれた弁舌よりもまさるというたとえ。西洋のことわざ。→雄弁は銀沈黙は金
ブラーニー‐じょう【ブラーニー城】
《Blarney Castle》アイルランド南部、コーク州の村ブラーニーにある城。15世紀半ばにマンスター王コーマック=マッカーシーにより要塞として建造され、以降、領主マッカーシー家により増改築...
べん【弁〔辨〕〔辯〕〔瓣〕】
[音]ベン(呉) [訓]わきまえる [学習漢字]5年 1 是非・善悪を区別する。わきまえる。「弁別/思弁」 2 けじめをつけて処理する。「弁済・弁償/勘弁・支弁・自弁」 3 弁当。「駅弁・腰弁(...
弁(べん)が立(た)・つ
話し方がうまい。雄弁である。「政治家だけあってさすがに—・つ」