し‐ゆう【雌雄】
1 めすとおす。「ひなの—を見分ける」 2 すぐれていることと劣っていること。勝ちと負け。優劣。勝敗。「—を争う」
しゆう‐いか【雌雄異花】
雌花と雄花との別があること。また、同一株内に雌花と雄花とが着生すること。
しゆう‐いしゅ【雌雄異株】
単性花をつける植物で、雌花と雄花を別々の個体につけること。また、その植物。イチョウ・ソテツ・アサなど。雌雄別株。
しゆう‐いじゅく【雌雄異熟】
単性花で、雌花と雄花の開花時期が異なること。また、両性花において、雄蕊と雌蕊の熟す時期が異なること。→雌雄離熟
しゆう‐いたい【雌雄異体】
動物で、雌と雄が別々の個体で、明瞭(めいりょう)に区別されること。
しゆう‐かんごうたい【雌雄嵌合体】
⇒雌雄モザイク
しゆう‐とうた【雌雄淘汰】
シカの角、鳥の飾り羽、ライオンのたてがみなどは、異性による配偶者の選択に有効な形質として発達したとする説。ダーウィンが初めて提唱。
しゆう‐どうか【雌雄同花】
雌花と雄花との区別がなく、同一の花に雄しべと雌しべが備わっていること。
しゆう‐どうしゅ【雌雄同株】
単性花をつける植物で、雌花と雄花とを同一の個体につけること。また、その植物。カボチャ・キュウリ・マツなど。
しゆう‐どうたい【雌雄同体】
動物で、正常な状態で同一個体内に雌雄両性の形質がみられること。両性腺をもつカタツムリ、卵巣と精巣とをもつミミズなど。