あさか【朝霞】
埼玉県南部の市。もと川越街道の膝折(ひざおり)宿として栄えた。第二次大戦後は住宅都市として発展。自衛隊駐屯地がある。人口13万(2010)。
あさ‐がすみ【朝霞】
[名]朝に立つ霞。《季 春》「茶を呑めと鳴子引なり—/一茶」
[枕] 1 八重に立ちこめ物がはっきり見えない意、また霞の立つ春の意から「八重」「ほのか」「春日(はるひ)」にかかる。「—ほのか...
うす‐がすみ【薄霞】
薄くかかった霞。《季 春》「春なれや名もなき山の—/芭蕉」
うん‐か【雲霞】
1 雲と霞(かすみ)。 2 大ぜいの人が群がり集まるたとえ。「—のごとく押し寄せる」
えん‐か【煙霞/烟霞】
1 煙と霞(かすみ)。また、煙のように立ちこめた霞やもや。 2 自然の風景。
か【霞】
[人名用漢字] [音]カ(漢) [訓]かすみ かすむ 1 かすみ。もや。「雲霞・煙霞」 2 朝焼けや夕焼け。「晩霞」
かすみ【霞】
1 空気中に浮かんでいるさまざまな細かい粒子のため、遠くがはっきり見えない現象。また、霧や煙が薄い帯のように見える現象。「—がたなびく」《季 春》「指南車を胡地に引去る—かな/蕪村」 2 (「翳...
くも‐かすみ【雲霞】
1 雲と霞。 2 「雲を霞(かすみ)と」に同じ。 3 軍勢などの多いこと。うんか。「既に、東武士ども、—の勢ひをたなびき上る由聞こゆれば」〈増鏡・むら時雨〉
こう‐か【紅霞】
くれない色のかすみ。夕焼けなどでくれない色に染まった雲。「今富士の巓(いただき)にかかりし—は」〈蘆花・自然と人生〉
しゅん‐か【春霞】
春のかすみ。はるがすみ。