お‐びと【首】
《「おおひと(大人)」の音変化という》 1 長官。首領。「汝(な)は我が宮の—たれ」〈記・上〉 2 古代の姓(かばね)の名の一。伴造(とものみやつこ)など地方の小豪族に与えられた。おうと。
おん‐たい【御大】
《「御大将」の略》仲間・団体の首領、一家や店の主人などを親しんで呼ぶ語。
かい【魁】
1 かしら。頭領。首領。 2 他に先んじること。また、そのもの。さきがけ。「伊太利国を以て絃歌の—となす」〈織田訳・花柳春話〉 3 古代中国の杓子(しゃくし)の一種。
かい【魁】
[人名用漢字] [音]カイ(クヮイ)(漢) [訓]さきがけ 1 かしら。首領。「魁首/巨魁・首魁」 2 堂々として大きい。「魁偉・魁傑」 3 北斗七星の第一星。「魁星」 [名のり]いさお・いさむ...
かしら‐ぶん【頭分】
集団の中で指導的な立場にある人。親分。首領。
きょ【渠】
[音]キョ(漢) [訓]みぞ 1 人工の水路。掘り割り。みぞ。「暗渠・河渠・函渠(かんきょ)・溝渠・船渠」 2 かしら。首領。「渠魁(きょかい)・渠帥(きょすい)」
きょう‐ゆう【梟雄】
残忍で強く荒々しいこと。また、その人。悪者などの首領にいう。
きょ‐かい【巨魁/渠魁】
頭目。首領。ふつう、悪者の頭領をいう。「暗黒街の—」
くもきり‐ごにんおとこ【雲霧五人男】
雲霧仁左衛門を首領とする因果小僧六之助・素走り熊五郎・木鼠吉五郎・おさらば伝次の五盗賊。天保期(1830〜1844)の創作で、講釈・歌舞伎などに仕組まれた。
ぐんとう【群盗】
《原題、(ドイツ)Die Räuber》シラーの戯曲。5幕。1782年初演。伯爵家の長男カールが、弟の陰謀によって父の愛と恋人を奪われ、盗賊団の首領となって社会悪に挑戦する物語。 《原題、(...