出典:gooニュース
5つの高裁違憲判決は「異常事態だ」。同性カップルの結婚を認めないのは「違憲」と大阪高裁も判断
大阪高裁の判決後に「唯一の合憲判決くつがえる!」という旗を掲げた原告(2025年3月25日)5つの高裁すべてが「違憲」と判断。法律上同性カップルの結婚を認めていない民法などの規定は憲法違反だとして、性的マイノリティ当事者が国を訴えていた裁判は3月25日、大阪高裁で違憲判決が言い渡された。
高裁の判断は数カ月先?
この後、これから2週間以内に教団側あるいは文科省側が東京高裁に抗告した場合に、東京高裁でまた審理が行われることになる。その審理を経て、もし仮に東京高裁でも解散命令という判断が維持された場合、この決定が確定して清算手続きが始まる。東京高裁で確定した段階で解散命令の手続きが始まるため、東京高裁での判断が一つの鍵になる。東京高裁での審理は少なくとも数カ月以上かかるとは思う。
同性婚訴訟 大阪高裁の「違憲」判断は憲法24条をどう読み解いたか
どの高裁も認めておらず、残された課題となっている。【土田暁彦】
もっと調べる