あとうだ‐たかし【阿刀田高】
[1935〜 ]小説家。東京の生まれ。都会的なブラックユーモアと風刺をきかせた短編で評価される。短編集「ナポレオン狂」で直木賞受賞。他に「冷蔵庫より愛をこめて」「新トロイア物語」「だれかに似た人...
アトキンソン【Robert William Atkinson】
[1850〜1929]英国の化学者。明治7年(1874)東京開成学校に招かれて来日。のち東京大学理学部教師として、日本の化学の育成に貢献。日本酒の醸造過程の研究でも知られる。著「日本醸酒編」。
アトリー【Clement Richard Attlee】
[1883〜1967]英国の政治家。1935年、労働党党首。第二次大戦中はチャーチル挙国一致内閣に参加。1945年から1951年まで首相を務め、重要産業の国有化と社会保障の充実に尽くした。
アドラー【Alfred Adler】
[1870〜1937]オーストリアの精神医学者。精神異常の原因を性的異常に求めるフロイトの説に反対し、過度の優越への欲求が原因であると主張。
アドルノ【Theodor Wiesengrund Adorno】
[1903〜1969]ドイツの哲学者・社会学者・美学者。ナチスに追われて米国に亡命。著「権威主義的パーソナリティー」でファシズムを分析。帰国後、フランクフルト大学教授。人間疎外などに悩む近代文明...
ウィンダウス【Adolf Windaus】
[1876〜1959]ドイツの有機化学者。エルゴステロールに紫外線を照射するとビタミンDと同じ作用をもつ物質になることを発見。1928年、ノーベル化学賞受賞。
ティエール【Louis Adolphe Thiers】
[1797〜1877]フランスの政治家・歴史家。ブルジョワ共和派に属し、七月革命後2回首相となる。その後、保守的傾向を強め、普仏戦争後パリコミューンを弾圧、第三共和制初代大統領となった。著「フラ...
ヨッフェ【Adol'f Abramovich Ioffe】
[1883〜1927]ソ連の外交官。ドイツとのブレスト‐リトフスク講和会議ではソ連代表を務め、ドイツ・中国・日本などの大使を歴任。のち、トロツキー派として追及され、自殺。
ルジャンドル【Adrien-Marie Legendre】
[1752〜1833]フランスの数学者。整数論・楕円関数などの研究で業績があり、また最小二乗法を創出した。
ワグナー【Adolf Heinrich Gotthilf Wagner】
[1835〜1917]ドイツの経済学者。新歴史学派の代表者で、自由放任主義と社会主義革命とに反対して、国家社会主義を唱えた。著「財政学」。