ブリュンティエール【Ferdinand Brunetière】
[1849〜1906]フランスの文芸批評家。進化論を文学史の研究に適用。著「文学史におけるジャンルの進化」。
ブリン【Anne Boleyn】
[1507〜1536]英国王ヘンリー8世の2番目の王妃。エリザベス1世の母。王との結婚に対する教皇の反対が、英国における宗教改革のきっかけとなった。男子が生まれなかったので、王子を熱望する王によ...
ブルデュー【Pierre Bourdieu】
[1930〜2002]フランスの社会学者。出身階級の差が教育を受ける機会の格差に結びつくという文化的な財の不平等について説明した。また後年は社会運動にも参加し、米国のネオリベラリズムを批判した。...
ブルンナー【Emil Brunner】
[1889〜1966]スイスのプロテスタント弁証法神学者。チューリヒ大学教授。神と人との出会いの真理を提唱。1953〜55年、国際キリスト教大学教授として滞日。日本における民主主義のキリスト教的...
プレハーノフ【Georgiy Valentinovich Plekhanov】
[1856〜1918]ロシアの革命思想家。ロシアにおけるマルクス主義の先駆者として、その普及活動に努め、「労働解放団」を創設。ロシア社会民主労働党の結成に参加したがレーニンらと対立、同党の分裂後...
プレボー【Antoine François Prévost d'Exiles】
[1697〜1763]フランスの小説家。通称アベ=プレボー。「ある貴人の回想」の第7巻「マノン=レスコー」は、フランスにおける近代恋愛小説およびロマン主義文学の先駆とされる。
プーシキン【Aleksandr Sergeevich Pushkin】
[1799〜1837]ロシアの詩人・小説家。ロシアにおける国民文学および近代文章語の確立者。妻をめぐってフランス人将校と決闘し、死亡。叙事詩「ルスランとリュドミーラ」、韻文小説「エウゲニー=オネ...
ヘス【Germain Henri Hess】
[1802〜1850]スイスの化学者。ロシアのペテルブルグ大学教授。化学反応における熱総量を研究し、熱化学の発展に貢献。
ベネディクトゥス【Benedictus】
[480ころ〜547ころ]イタリア中部、ヌルシア生まれの修道者。529年ごろモンテカッシーノにベネディクト修道院を設け、西方教会における修道院制を創始した。ヌルシアの聖ベネディクトゥス。英語名、...
ベリンスキー【Vissarion Grigor'evich Belinskiy】
[1811〜1848]ロシアの文芸批評家。ロシアにおけるリアリズム文学理論を確立し、のちのロシア文学の黄金時代を導いた。著「一八四七年のロシア文学概観」「ゴーゴリへの手紙」など。