しゅ‐ばいしん【朱買臣】
[?〜前109]中国、前漢の政治家。呉県(江蘇省)の人。家が貧しく、薪を売りながら独学。武帝に見いだされて会稽(かいけい)太守となり、丞相長吏まで出世した。大器晩成のたとえにされる。
シュバイツァー【Albert Schweitzer】
[1875〜1965]フランスの神学者・哲学者・医師。ドイツ領だったアルザスの生まれ。1913年に仏領コンゴ(現ガボン共和国)のランバレネに渡り、医療と伝道に献身。バッハ研究家・オルガン奏者とし...
シュビッタース【Kurt Schwitters】
[1887〜1948]ドイツの芸術家。ダダイスムの運動に参加。雑多な素材による独自のコラージュ作品を作り、素材とした印刷物の断片の文字から、それらをメルツと呼んだ。→メルツバウ
シュピッテラー【Carl Spitteler】
[1845〜1924]スイスの詩人・小説家。ギリシャ神話を題材として、スケールの大きな叙事詩を書いた。1919年、ノーベル文学賞受賞。叙事詩「オリンピアの春」、小説「コンラート中尉」など。
シュピリ【Johanna Spyri】
⇒スピリ
シュプランガー【Eduard Spranger】
[1882〜1963]ドイツの哲学者・教育学者。ディルタイの影響を受け、精神科学的心理学によって文化哲学・教育学に学問的基礎を与えようと努めた。著「生の諸形式」など。
シュペングラー【Oswald Spengler】
[1880〜1936]ドイツの哲学者。形態学的方法論を世界史に応用し、歴史上の諸文化の有機体的生成・没落を説いた。主著「西洋の没落」は、第一次大戦後の危機意識に符合し、大きな反響を呼んだ。
シュペーマン【Hans Spemann】
[1869〜1941]ドイツの動物学者。イモリの胚(はい)の形成体の作用を発見し、実験発生学に功績を残した。1935年、ノーベル生理学医学賞受賞。
しゅぼだい【須菩提】
《(梵)Subhùtiの音写。善現・空生などと訳す》釈迦十大弟子の一人。給孤独(ぎっこどく)長者の甥(おい)といわれる。争うことがなかったところから無諍(むじょう)第一、空の理解の深かったことか...
シュミット【Carl Schmitt】
[1888〜1985]ドイツの政治学者・公法学者。全体主義的国家論を提唱し、ナチスに理論的基礎を与えた。政治的なものの本質が友と敵との対立にあるとする、友敵理論でも知られる。著「政治的なものの概...