ダモクレス【Damocles】
前4世紀ごろの人。シラクサの王ディオニシオスの廷臣。→ダモクレスの剣 小惑星の一。1991年にオーストラリアのロバート=マックノートにより発見。名称はに由来する。周期彗星に似た楕円軌道をも...
ディーツゲン【Joseph Dietzgen】
[1828〜1888]ドイツの哲学者・社会主義者。1848年の三月革命に参加。マルクスらとは独立に弁証法的唯物論に達した。著「人間の頭脳活動の本質」など。
デーデキント【Julius Wilhelm Richard Dedekind】
[1831〜1916]ドイツの数学者。無理数論・自然数論の基礎の確立に貢献。著「数とは何か、何であるべきか」など。デデキント。
ドブロリューボフ【Nikolay Aleksandrovich Dobrolyubov】
[1836〜1861]ロシアの批評家。革命的民主主義の立場から文学の社会的、政治的意義を主張。ナロードニキにも大きな影響を与えた。著「オブローモフ主義とは何か」など。
なかむら‐ゆうじろう【中村雄二郎】
[1925〜2017]哲学者。東京の生まれ。明大教授。フランス哲学を基盤に、宗教・言語・文化などさまざまな分野を幅広く論じた。哲学入門書も多く手がけ、昭和59年(1984)刊行の「術語集」がベス...
のぶいえ【信家】
桃山時代の鐔工(たんこう)。鉄の鐔(つば)に毛彫りの文様やその題目、兵法の歌などを刻し、金家(かねいえ)と並ぶ名工といわれた。甲冑師(かっちゅうし)明珍派の名工信家とは別人とされる。生没年未詳。
ハイデッガー【Martin Heidegger】
[1889〜1976]ドイツの哲学者。キルケゴール、ディルタイの解釈学の影響のもとに、フッサールの現象学を発展させた。哲学の対象である存在は、実存を通してのみ理解可能であるとする、基礎的存在論と...
ハクスリー【Huxley】
(Thomas Henry 〜)[1825〜1895]英国の動物学者。クダクラゲや動物の内・外胚葉について研究。ダーウィンの進化論を支持、普及に努め、人間も進化の過程を経たものと明言した。著「...
はしもと‐がほう【橋本雅邦】
[1835〜1908]日本画家。江戸の生まれ。本名、長郷。狩野派に学び、狩野芳崖とは同門。フェノロサ・岡倉天心に認められ、新日本画の確立に尽くす。東京美術学校教授として横山大観・下村観山・菱田春...
ハロッド【Roy Forbes Harrod】
[1900〜1978]英国の経済学者。ケインズとは独立に有効需要論を発見。また、経済動学を発展させて経済成長理論の基礎を築いた。著「景気循環論」「経済動学」など。