はた‐の‐かわかつ【秦河勝】
古代の官人。山城の人。聖徳太子の舎人(とねり)で、蜂岡寺(のちの広隆寺)を創建したと伝える。生没年未詳。
はたの‐せいいち【波多野精一】
[1877〜1950]哲学者。長野の生まれ。早大・京大教授。ギリシャ哲学・キリスト教思想の原典研究と宗教哲学の体系化に尽くした。著「西洋哲学史要」「宗教哲学」「時と永遠」など。
はたやま‐ひろし【畑山博】
[1935〜2001]小説家・放送作家。東京の生まれ。放送作家をしながら創作を続け、「いつか汽笛を鳴らして」で芥川賞受賞。社会的弱者や被差別者の感情を描いた作品で注目される。他に「母を拭く夜」「...
はだ‐けいすけ【羽田圭介】
[1985〜 ]小説家。東京の生まれ。高校在学中に「黒冷水」で文芸賞を受賞してデビュー。「スクラップ・アンド・ビルド」で芥川賞受賞。
はちすか‐いえまさ【蜂須賀家政】
[1558〜1639]安土桃山時代・江戸初期の武将。尾張の人。父正勝とともに織田信長・豊臣秀吉に仕え、阿波国を与えられて徳島城主となった。関ヶ原の戦いには西軍に加えられたが応ぜず、子の至鎮(よし...
はちすか‐ころく【蜂須賀小六】
蜂須賀正勝の幼名。
はちすか‐まさかつ【蜂須賀正勝】
[1526〜1586]安土桃山時代の武将。尾張の人。幼名、小六。豊臣秀吉に従って数々の戦功を挙げた。徳島城主蜂須賀家の祖。
ハチソン【Francis Hutcheson】
[1694〜1746]英国の哲学者。人間の心性には善悪の別を判断する自然で普遍的な道徳感覚があると主張し、また善の基準は最大多数の最大幸福にあると説いた。
はちだい‐さんじん【八大山人】
[1626〜1705]中国、清初の画家。南昌(江西省)の人。明の王族出身。字(あざな)は雪个(せつこ)。別号、伝綮(でんけい)。朱耷(しゅとう)とも。
はちまん‐たろう【八幡太郎】
源義家の通称。石清水(いわしみず)八幡宮で元服したことによる。