ヘッセ【Hermann Hesse】
[1877〜1962]ドイツの詩人・小説家。1923年、スイスに帰化。第一次大戦中より絶対平和主義を唱え、のち、人間の内面性を追究しつつ、東洋思想にもひかれた。1946年ノーベル文学賞受賞。小説...
ヘベシー【Georg Hevesy】
[1885〜1966]ハンガリーの物理化学者。第二次大戦でスウェーデンに亡命。放射性同位体を研究し、トレーサーとして用いる技術を開発。ハフニウムの発見者の一人。1943年ノーベル化学賞受賞。
ヘミングウェイ【Ernest Miller Hemingway】
[1899〜1961]米国の小説家。「ロストジェネレーション(失われた世代)」の代表作家で、死と隣り合わせの現実に敢然と立ち向かう人間の姿を描く。1954年ノーベル文学賞受賞。作「日はまた昇る」...
ベッヒャー【Johannes Robert Becher】
[1891〜1958]ドイツの詩人。表現主義から出発し、反戦的な政治詩人として活躍。詩集「滅亡と勝利」、自伝小説「別れ」、評論「詩の擁護」など。
べつき‐しょうざえもん【戸次庄左衛門】
[?〜1652]江戸初期の軍学者。姓は別木とも書く。浪人仲間とともに、増上寺での徳川秀忠夫人の法要を機会に挙兵をはかったが、事前に発覚。浅草で磔(はりつけ)に処された。
ベネディクト【Ruth Fulton Benedict】
[1887〜1948]米国の女性文化人類学者。文化とパーソナリティー研究で、個別文化の全体を類型学的に把握した。日本文化の研究書「菊と刀」で知られる。
ベラスケス【Diego Rodríguez de Silva y Velázquez】
[1599〜1660]スペインの画家。近代絵画の先駆をなす主知的な色彩法と深い人間観察により、肖像画を多く残した。作「女官たち」など。
ベランジェ【Pierre Jean de Béranger】
[1780〜1857]フランスの詩人。シャンソン作家として民衆の人気を集めた。作「古い旗」「老兵士」など。
ペトラルカ【Francesco Petrarca】
[1304〜1374]イタリアの詩人・人文主義者。ルネサンス期の代表的叙情詩人。恋人ラウラへの愛を歌った詩集「カンツォニエーレ」のほか、ラテン語の叙事詩「アフリカ」など。
ペラギウス【Pelagius】
[354〜420ころ]イギリスの修道士・神学者。自由意志という人間の能力を強調し、原罪を否定。アウグスティヌスらの批判を受けて、416年に異端とされた。著「パウロ書簡注解」。