かん‐かんけい【関漢卿】
中国、元の劇作家。13世紀後半に活躍。大都(北京)の人。号、已斎叟(いさいそう)。元曲四大家のうちの第一人者。女性の性格描写にすぐれ、緊密な構成を特徴とする。17種ほどの作品が現存。作「竇娥寃(...
がん‐こうけい【顔杲卿】
[692〜756]中国、唐の政治家。臨沂(山東省)の人。顔真卿(がんしんけい)の従兄。玄宗に仕え、安禄山(あんろくざん)に登用されて太守となったが、禄山の反乱に際してこれに敵対し、捕まって殺された。
がん‐しんけい【顔真卿】
[709〜785]中国、唐の政治家・書家。長安(西安)の人。字(あざな)は清臣。安史の乱で大功をたてた。のち反乱を起こした李希烈(りきれつ)の説得に派遣され、捕縛され殺された。書は剛直な性格があ...
くない‐きょう【宮内卿】
[?〜1204ころ]鎌倉初期の歌人。源師光(みなもとのもろみつ)の娘。後鳥羽院の女房。「千五百番歌合」に参加した歌から若草の宮内卿とよばれ、歌は新古今集以下の勅撰集に40首余り入集。
けい‐けい【荊卿】
⇒荊軻(けいか)
ご‐しゅんけい【呉俊卿】
⇒呉昌碩(ごしょうせき)
すぎた‐せいけい【杉田成卿】
[1817〜1859]江戸後期の蘭学者。江戸の人。名は信。号は梅里。玄白の孫。坪井信道に学び、のち蕃書調所教授となる。訳著に「医戒」「済生三方」「砲術訓蒙(くんもう)」などがあり、蘭文(らんぶん...
そん‐けい【孫卿】
荀子(じゅんし)の尊称。
ちん‐なけい【陳和卿】
中国、宋の工人。平安末期に来日。治承4年(1180)の東大寺焼失後、重源(ちょうげん)に従い、焼損した大仏と大仏殿の再興に協力。のち鎌倉に下り、源実朝に渡宋を勧め、大船を建造したが進水に失敗した...
ちん‐わけい【陳和卿】
⇒ちんなけい(陳和卿)