かるだい【伽留陀夷】
《(梵)Kālodāyinの音写》仏弟子の一人。修行僧としてふさわしくない行いが多く、そのため仏が戒律を制定したという。
かる‐の‐おおいらつめ【軽大郎女】
允恭天皇の皇女。同母兄軽皇子との不倫が発覚し、古事記では伊予に流された軽皇子を追って死んだと伝え、日本書紀では伊予に流されたと伝える。
かる‐の‐みこ【軽皇子/軽王】
允恭天皇の皇子。同母妹軽大郎女との不倫が発覚し、古事記では伊予に流されたと伝え、日本書紀では穴穂命(安康天皇)に囲まれて自殺したと伝える。
かわい‐おとくに【川井乙州】
江戸中期の俳人。近江(おうみ)の人。通称、又七。姓は河合とも。姉の智月、妻の荷月とともに芭蕉の弟子。芭蕉の遺稿「笈の小文」を出版。随筆「それぞれ草」。生没年未詳。
かわさき‐ひろし【川崎洋】
[1930〜2004]詩人・放送作家。東京の生まれ。詩誌への投稿のかたわら昭和28年(1953)茨木のり子らと「櫂(かい)」を創刊。昭和32年(1957)から文筆活動に入る。詩やラジオドラマの執...
かわしま‐の‐みこ【川島皇子】
[657〜691]天智天皇の皇子。天武10年(681)忍壁(おさかべ)親王らとともに帝紀および上古諸事を編纂(へんさん)。懐風藻・万葉集に詩歌が残る。かわしまのおうじ。
かわたけ‐しげとし【河竹繁俊】
[1889〜1967]演劇研究家。長野の生まれ。黙阿弥(もくあみ)家の養嗣子。坪内逍遥(つぼうちしょうよう)に師事。早大演劇博物館館長として活躍。著「歌舞伎史の研究」「日本演劇全史」など。
かんいん‐の‐みや【閑院宮】
四親王家の一。宝永7年(1710)東山天皇の皇子直仁(なおひと)親王に始まる。一時絶えたが、明治5年(1872)伏見宮載仁(ことひと)親王が再興。昭和22年(1947)臣籍降下。
ガリレイ【Galileo Galilei】
[1564〜1642]イタリアの物理学者・天文学者。振り子の等時性、落体の法則などを発見。自作の望遠鏡で天体を観測し、月の凹凸、木星の4個の衛星、太陽黒点などを発見してコペルニクスの地動説を支持...
がん‐かい【顔回】
[前522ころ〜前490ころ]中国、春秋時代の魯(ろ)の人。字(あざな)は子淵(しえん)。孔門にあって、学才・徳行ともに第一位とされ、最も孔子に愛されたが、師に先立って死去。顔淵(がんえん)。→...