おりくち‐しのぶ【折口信夫】
[1887〜1953]国文学者・民俗学者・歌人。大阪の生まれ。号、釈迢空(しゃくちょうくう)。国学院大・慶応大教授。日本文学・古典芸能を民俗学の観点から研究。歌人としても独自の境地をひらいた。歌...
オリゲネス【Ōrigenēs】
[185ころ〜254ころ]ギリシャの神学者。ギリシャ思想による聖書解釈を試みた。アレクサンドリア生まれ。主著「聖書注解」「ケルソス反駁論」。
オルテガ‐イ‐ガセー【José Ortega y Gasset】
[1883〜1955]スペインの哲学者。独自の「生の哲学」を構築し、現代文明一般を論評。著「現代の課題」「大衆の反逆」など。オルテガ=イ=ガセット。
オルテリウス【Abraham Ortelius】
[1527〜1598]ベルギーの地図学者。1570年に出版した「世界の舞台」は、世界最初の近代的地図帳。
オレーム【Nicole Oresme】
[1325ころ〜1382]フランスの聖職者・科学者。宗教的著作のほか、地動説や解析幾何学の先駆をなしたとされる。
オングストレーム【Anders Jonas Ångström】
[1814〜1874]スウェーデンの物理学者。太陽光のスペクトル分析を行い、太陽の大気中に水素があることを発見。→オングストローム
オンサーガー【Lars Onsager】
[1903〜1976]米国の物理学者・理論化学者。ノルウェー生まれ。不可逆過程に適用できる可逆定理を証明し、不可逆過程における熱力学の基礎を確立。液体ヘリウムの理論、希薄強電解質溶液の理論など多...
オースティン【John Austin】
[1790〜1859]英国の法律学者。実定法の体系的、論理的分析を課題とする分析法学を樹立した。著「法理学の職分規定」。
オースティン【John Langshaw Austin】
[1911〜1960]英国の哲学者。オックスフォード大学教授。オックスフォード学派の代表者の一人。著「言語と行為」など。
オーム【Georg Simon Ohm】
[1789〜1854]ドイツの物理学者。電磁気の実験研究を行い、1826年に「オームの法則」を発見。