べんえん【弁円/辨円】
⇒円爾(えんに)
べんけい【弁慶/辨慶】
[?〜1189]鎌倉初期の僧。幼名、鬼若。号、武蔵坊(むさしぼう)。義経記・吾妻鏡・平家物語などによれば、熊野の別当の子で、兄頼朝と不和になり奥州に落ちる源義経に従い、安宅(あたか)の関で...
べんちょう【弁長/辨長】
[1162〜1238]鎌倉前期の浄土宗の僧。浄土宗鎮西派の祖。筑前の人。字(あざな)は弁阿。号、聖光坊。比叡山で天台宗を学ぶ。のち、法然の弟子となり、九州に念仏を広めた。鎮西上人。
べん‐の‐ないし【弁内侍/辨内侍】
鎌倉中期の女流歌人。藤原信実の娘。後深草天皇に仕えた。のち、出家。著「弁内侍日記」。後深草院弁内侍。生没年未詳。