ブルッフ【Max Bruch】
[1838〜1920]ドイツの作曲家。ロマン的な作風の歌劇・合唱曲で成功。作品に、3曲のバイオリン協奏曲、「コル‐ニドライ」など。
ブレヒト【Bertolt Brecht】
[1898〜1956]ドイツの劇作家・詩人。叙事的演劇・異化効果などの理論の提唱・実践により、演劇に新時期を画した。戯曲「三文オペラ」「ガリレイの生涯」、詩集「家庭用説教集」など。
プロコフィエフ【Sergey Sergeevich Prokof'ev】
[1891〜1953]ソ連の作曲家・ピアノ奏者・指揮者。ロシア革命後アメリカへ亡命、のち帰国。大衆性をもつ曲が多い。作品に、音楽物語「ピーターと狼」、オペラ「戦争と平和」など。
ヘイロフスキー【Jaroslav Heyrovsky】
[1890〜1967]チェコスロバキアの物理化学者。1924年、志方益三とともに電流電圧曲線の自記装置ポーラログラフを発明。その応用面の研究を続け、新分野を創始した。59年ノーベル化学賞受賞。ヘ...
ヘンデル【Georg Friedrich Händel】
[1685〜1759]ドイツの作曲家。イギリスで後半生を送った。後期バロック音楽の大家で、はじめオペラ、のちオラトリオに大作を残した。作品にオラトリオ「メサイア」、オペラ「ジュリアス=シーザー」...
ベアトリーチェ【Portinari Beatrice】
[1266〜1290]イタリアの詩人ダンテの恋人。フィレンツェ生まれ。ダンテが終生の理想とした女性で、「新生」「神曲」などを創作する原動力となった。
ベケット【Samuel Beckett】
[1906〜1989]フランスの小説家・劇作家。アイルランド生まれ。ヌーボーロマンの先駆者とされ、前衛劇の分野でも大きな足跡を残した。1969年ノーベル文学賞受賞。小説「モロイ」、戯曲「ゴドーを...
ベルク【Alban Berg】
[1885〜1935]オーストリアの作曲家。シェーンベルク・ウェーベルンと並ぶ十二音音楽の代表者で、叙情的な音楽を残した。作品にオペラ「ボツェック」、弦楽四重奏曲「叙情組曲」など。
ベルリオーズ【Louis Hector Berlioz】
[1803〜1869]フランスの作曲家。標題音楽の先駆者で、ロマン主義運動を推進した。作品に「幻想交響曲」「ロメオとジュリエット」「ファウストの劫罰(ごうばつ)」など。
ベートーベン【Ludwig van Beethoven】
[1770〜1827]ドイツの作曲家。主にウィーンで活躍。ハイドン・モーツァルトから古典派様式を受け継ぎ、発展させて、独自の境地を開いた。晩年は聴力を失いながらも、交響曲・協奏曲・ピアノソナタ・...