テスラ【Nikola Tesla】
[1856〜1943]米国の電気工学者。クロアチア生まれ。高圧交流発電に成功し、大電力の輸送技術の基礎を確立。高電圧を発生させるテスラコイルを創案。
ニコル【Charles-Jean-Henri Nicolle】
[1866〜1936]フランスの細菌学者。チュニスのパスツール研究所所長。回帰熱・発疹(ほっしん)チフスなどの研究で有名。1928年ノーベル生理学医学賞受賞。著「伝染病の発生」など。
ニーダム【Joseph Needham】
[1900〜1995]英国の化学技術史家・生化学者。ケンブリッジ大学ニーダム研究所長。発生生化学の分野で業績をあげた後、日中戦争中に重慶の英国大使館科学顧問となる。中国科学史を研究し、英国・中国...
ハーベー【William Harvey】
[1578〜1657]英国の医師。動物の解剖や実験を行い、血液循環の理論を解明して、近代生理学の基盤を築いた。晩年は胎生学を研究し、動物は卵から発生すると主張。
パスツール【Louis Pasteur】
[1822〜1895]フランスの化学者・細菌学者。酒石酸塩の結晶の旋光性や、乳酸およびアルコール発酵を証明。生物の自然発生説を否定した。ぶどう酒の低温殺菌法、蚕の微粒子病の予防法も考案。さらに感...
ひじしんせい‐つなみ【非地震性津波】
地震を発生原因としない津波。大規模な地すべりや火山活動によるものがある。→火山津波
ブリッジマン【Percy Williams Bridgman】
[1882〜1961]米国の物理学者・科学哲学者。高圧下の物性を研究し、超高圧発生装置を開発した。また自然科学の方法論として操作主義を主張したことでも知られる。1946年ノーベル物理学賞受賞。著...
ヘッケル【Ernst Heinrich Haeckel】
[1834〜1919]ドイツの動物学者。海産の無脊椎動物を研究。ダーウィンの進化論を支持し、生物の進化類縁関係の系統樹を作り、個体発生は系統発生を要約して繰り返すという生物発生原則(反復説)を主...
マルピーギ【Marcello Malpighi】
[1628〜1694]イタリアの解剖学者・医者。顕微鏡を使っての生物の微細構造の研究を創始し、毛細血管や腎小体、昆虫のマルピーギ管などを発見。植物の導管、蚕の変態、鶏の発生などの研究も行った。
ミュラー【Johannes Peter Müller】
[1801〜1858]ドイツの生理・解剖学者。血液成分、分泌腺の働き、腫瘍(しゅよう)の構造、生殖器官の発生など、広い分野の研究で、多くの業績がある。著「人体生理学便覧」。