なわ‐かっしょ【那波活所】
[1595〜1648]江戸初期の儒学者。播磨(はりま)の人。字(あざな)は道円。姓は「なば」とも読む。藤原惺窩(ふじわらせいか)に学び、のち、紀伊侯徳川頼宣に仕えた。著「人君明暗図説」「活所遺稿」。
はやし‐らざん【林羅山】
[1583〜1657]江戸初期の儒学者。幕府儒官林家の祖。京都の人。名は忠・信勝。法号、道春。朱子学を藤原惺窩(ふじわらせいか)に学び、徳川家康から家綱まで4代の将軍に侍講として仕えた。上野忍岡...
ほり‐きょうあん【堀杏庵】
[1585〜1643]江戸初期の儒学者。近江(おうみ)の人。名は正意(まさおき)。儒学を藤原惺窩(ふじわらせいか)に学んだ。寛永8年(1631)より尾張藩儒官、のち、幕命で「寛永諸家系図伝」を編...
まつなが‐せきご【松永尺五】
[1592〜1657]江戸初期の儒学者。京都の人。貞徳の子。名は昌三。字(あざな)は遐年(かねん)。藤原惺窩(ふじわらせいか)の高弟。京都に講習堂を開き、門下から木下順庵・貝原益軒らを出した。著...