あいく‐おう【阿育王】
⇒アショカ王
あしだ【阿私陀】
《(梵)Asitaの音写》⇒阿私仙(あしせん)
あなりつ【阿那律】
《(梵)Anuruddhaの音写》釈迦(しゃか)の十大弟子の一人。失明と引き換えに天眼(てんげん)を得たことから、天眼第一と称された。
あべ‐あきら【阿部昭】
[1934〜1989]小説家。広島の生まれ。私小説的な短編を得意とし、「内向の世代」の作家として活躍。作品に「千年」「人生の一日」など。
あべ‐かずしげ【阿部和重】
[1968〜 ]小説家。山形の生まれ。映画監督を目指し上京、自主映画製作のかたわら小説を書き始める。「グランド・フィナーレ」で芥川賞受賞。他に「アメリカの夜」「ABC戦争」「無情の世界」など。
あべ‐しょうおう【阿部将翁】
[?〜1753]江戸中期の本草学者。盛岡の人。通称、友之進。幕命により、全国の薬草を調査。主著「採薬使記」。
あべ‐ただあき【阿部忠秋】
[1602〜1675]江戸初期の老中。武蔵国忍(おし)城主。松平信綱らとともに将軍徳川家光・家綱を補佐。
あべ‐のぶゆき【阿部信行】
[1875〜1953]軍人・政治家。石川の生まれ。陸軍大将。昭和14年(1939)首相。第二次大戦への不介入、日中戦争の早期解決を声明したが実践できず、4か月余りで内閣総辞職。
あらら‐せんにん【阿羅邏仙人】
《阿羅邏は、(梵)Ālāra Kālāmaの音写「阿羅邏迦蘭(あららからん)」の略》釈迦が出家して最初に解脱の道を尋ねた人。毘舎離城(びしゃりじょう)の付近に住んでいた仙人。
くまわかまる【阿若丸】
熊王丸(くまおうまる)の異称。