ごさい‐てんのう【後西天皇】
[1638〜1685]第111代天皇。在位1655〜1663。後水尾天皇の第7皇子。名は良仁(ながひと)。初め高松宮を継いだが、後光明天皇に皇嗣がなかったために即位。和歌にすぐれ、歌集「水日集」...
ごさんじょう‐てんのう【後三条天皇】
[1034〜1073]第71代天皇。在位1068〜1073。後朱雀(ごすざく)天皇の第2皇子。名は尊仁(たかひと)。外戚に藤原摂関家がないため、天皇親政実現に努力。荘園整理令の発布、記録荘園券契...
ごしらかわ‐てんのう【後白河天皇】
[1127〜1192]第77代天皇。在位1155〜1158。鳥羽天皇の第4皇子。名は雅仁。法名、行真。二条天皇に譲位後、5代三十余年にわたって院政を行い、王朝権力の復興・強化に専念した。源平の争...
ごすざく‐てんのう【後朱雀天皇】
[1009〜1045]第69代天皇。在位1036〜1045。一条天皇の第3皇子。名は敦良(あつなが)。法名、精進行。母は藤原道長の娘彰子。摂関政治の最盛期にあたり、彰子の弟藤原頼通が関白として威...
ごだいご‐てんのう【後醍醐天皇】
[1288〜1339]第96代天皇。在位1318〜1339。後宇多天皇の第2皇子。名は尊治(たかはる)。天皇親政・人材登用など政治の改革に努め、鎌倉幕府打倒を図ったが、正中の変(1324)・元弘...
ごふかくさ‐てんのう【後深草天皇】
[1243〜1304]第89代天皇。在位、1246〜1260。後嵯峨天皇の第3皇子。名は久仁。父の後嵯峨上皇が院政を執り、その命によって弟の亀山天皇に譲位。のち、後深草系の持明院統と亀山系の大覚...
ごほりかわ‐てんのう【後堀河天皇】
[1212〜1234]第86代天皇。在位、1221〜1232。高倉天皇の皇子守貞親王の子。名は茂仁(ゆたひと)。僧籍にあったが、承久の乱で仲恭天皇が廃されたため還俗、即位。
さいじょう‐やそ【西条八十】
[1892〜1970]詩人・フランス文学者。東京の生まれ。大学在学中から「早稲田文学」に作品を掲載。のち、「赤い鳥」に多数の童謡を発表。詩集「砂金」、童謡集「鸚鵡(おうむ)と時計」など。
ざい‐ご【在五】
《在原(ありわら)氏の五男の意》「在五中将」の略。
ざいご‐ちゅうじょう【在五中将】
在原業平(ありわらのなりひら)の通称。